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GPIFの2022年度運用実績は+1.5%―“安全な債券”神話の崩壊

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GPIFの2022年度運用実績は+1.5%―“安全な債券”神話の崩壊

Author: 菟道りんたろう
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年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2022年度(22年4月~23年3月)の運用実績が発表されましたので定例ウオッチです。期間収益率は+1.5%、評価上の収益額は2兆9536億円となりました。これにより運用資産総額は200兆1328億円となり、初めて200兆円の大台を超えました。詳細は業務概況書で確認できます。
第3四半期(22年10月~12月)までマイナス収益が続いていましたが、第4四半期(23年1月~3月)に一気に挽回し、年度ベースでプラス収益を確保した構図です。23年度を振り返ると、やはり株式投資の重要性が再確認されたと同時に“安全な債券”神話が崩壊した年だったといえそうです。

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