Author: 菟道りんたろう
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年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2020年度(20年4月~21年3月)の運用実績が発表されました。期間収益率は+25.15%、評価上の収益額は37兆7986億円となり、いずれも過去最高となります。これにより運用資産総額は186兆1624億円となりました。詳細は業務概況書で確認できます。
「2020年度業務概況書」(GPIF)
19年度は“コロナ・ショック”で収益率-5.2%、評価額上の損失8兆2831億円だったのですが、そこからのV字回復です。収益の大きさも素晴らしいのですが、それよりも見事だと思うのは、その地に足のついた運用スタイルです。まさに長期分散投資のお手本といえます。